■『Panopto ASP』サービスとは
講義や研修の録画・パソコンのスクリーンキャプチャ・プレゼンテーション画面・ビデオストリーミング配信・ビデオコンテンツ管理システムを統合して提供するASPサービスです。Moolde、CanvasLMS等のLMSプラットフォームともシステム(LTI)連携して使用できます。
■『Panopto ASP』の主な特徴
1.簡単に収録・編集・配信できるプラットフォーム
専用のハードウェアを必要とせずPC・タブレット・スマートフォンで動画を簡単に収録し編集・配信できるプラットフォームです。 また専用アプリをダウンロードすることで収録からリッチメディアコンテンツの作成・配信まで安価に運用できます。
2.動画・SNS世代の学生に合わせた扱いやすいシステム
インスタグラム・LINEなどと同じ感覚で、受講・質問・議論・テストなど簡単に操作できます。また動画内にオンラインテストの作成も可能で、視聴の流れの中でスムーズにテストも受けられます。
3.コンテンツの管理や学外へのコンテンツの拡散を抑止
コンテンツをロールごとに管理できます。またPANOPTO ASPのストリーミング配信を利用することで、学外へのコンテンツの拡散を抑止できます。
4.動画視聴ログを収集・分析
動画ごとや学生ごとの動画視聴ログを収集・分析できます。分析ダッシュボードを使用して動画ごとにどの時間帯でどのくらい再生されているか等の詳細な分析をグラフで表示できます。
5.主要なLMSプラットフォームに対応
Moodle、Canvas LMS、Sakai等主要なLMSプラットフォームに対応しています。プラグインをLMSにインストールするだけでシステム(LTI)連携ができます。またLMSの利用者はSSO(シングルサインオン)でシステムを使用できます。
■LMSの枠を超えて、教えやすく学びやすいマイクロラーニングにも対応
Panopto ASPサービスでは、ビデオ学修者の閲覧傾向の詳細分析が可能なため、全受講者のコンテンツ毎の閲覧中止や閲覧一時停止傾向も知ることもできます。これによりコンテンツの流れのよくない部分等の弱点を把握でき、より最適なビデオコンテンツ作成ノウハウの構築に繋げることが可能となります。
授業風景に単に解説を重ねただけの映像と違い、2つのカメラ・プレゼンテーション画面など4つの独立した映像を時間軸で重ね合わせたリッチメディアを作成することが可能です。コンテンツの作成完了後であっても、字幕の変更や手話の挿入といった変更が簡単にできるフレキシブルなシステムです。一旦作成したコンテンツに修正を加えながらブラッシュアップすることも可能で、多岐にまた長期にわたって使い続けることが可能になります。
授業を録画して配信し、学生が復習や予習に使うという従来の視聴方法に加え、オンデマンドビデオのメリットを最大限に生かすべく、授業を学びやすい短い単元に分割し、複数回数に分けたマイクロラーニング教材に作り替えることも可能です。Panoptoの強みの1つであるコンテンツ毎の視聴傾向分析を活用すると、適正サイズでさらに学びやすいマイクロラーニングコンテンツを作り上げることが容易になります。
閲覧者の利用面では、閲覧中にメモを書き込んだり、しおりを挿入して瞬時にそこに戻ることが可能なため、従来の教科書や手帳にメモ書きしたりポストイットを貼る感覚でビデオ教材を使いこなすことができます。
Panopto ASPを組み込んだResonant LMSは、指導者にとっても学修者にとっても、他に例のない最強のラーニング教材プラットフォームと言えます。
『Panopto ASP』の使い方例
□使い方例(1)講義収録~視聴
教室に設置されたIPカメラやビデオカメラ・PC・タブレット・スマートフォンで講義を収録します。予約機能により自動収録してサーバへ自動アップロード・埋め込み用コードの自動作成も可能です。
収録後の視聴は、板書・スライド・講義内で使用したPC画面などを学生が自由に選択し表示して学修します。板書は高解像度なので小さい文字でも読めます。
□使い方例(2)反転授業用リッチメディアコンテンツ作成
ノートPCに向かってパワーポイントやキーノートを操作しながら講義をします。パソコン操作がそのまま収録されますので、最短3クリック(①録画ボタンをクリック ②停止ボタンをクリック ③アップロードボタンをクリック)で収録から配信まで行えます。
□使い方例(3)ノートPC1台で動画マニュアルを作成
ノートPCにUSBカメラを接続して説明する機器の撮影を行い、説明者をPC内臓カメラで撮影しながらパワーポイントで説明を行います。さらに収録後に必要な説明文章を挿入したり、オンラインテストを作成してより理解度を確認できるように編集してWebページで必要な人に公開します。
見せたい相手にはWeb上からメールでURLを連絡し、見る人は自分専用の動画マニュアルページから視聴します。
■想定される導入ケース
1.すでに「Moodle™LMS(※1)」を導入、もしくは導入を検討している教育機関
旧バージョンを使用している教育機関はバージョンアップ後の導入になります。(Moodle3以降が必要)
2.教育サービス提供機関(予備校・塾・語学スクール等)やオンライン受講システム等で受講者へのサービスを行っているもしくは提供を検討している機関
3.社員や職員向けにオンライン研修を実施もしくは実施を検討している企業・団体等
4.商品説明や操作説明など動画マニュアルを作成・配布もしくは検討している企業・団体等
・プレゼンテーション記録画面
・ホワイトボード撮影画面
・ディスカッション画面
・編集画面(小テスト)
・視聴分析(サマリー)
・視聴分析(個別)